ダイエットでの悩み

中性脂肪は低いほど良いわけじゃない!?低すぎる原因と弊害4つ

中性脂肪が低いのは理想的だと思っていませんか?
たしかに中性脂肪が高いと、贅肉を増やす原因にもなってしまい、スタイルを気にするとマイナスになります。
ですが逆に中性脂肪が低いと、健康的な問題を引き起こす可能性もあるのです。
今回は中性脂肪が低い場合に起こる問題について、原因とともにご紹介します。

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中性脂肪の低過ぎには注意

中性脂肪が低いのは危険

現代人は、その食生活から中性脂肪が高くなる事が多く、それによって起こるリスクについて、テレビや雑誌などで取り上げられることが多いです。
その結果、「中性脂肪は低いほど良い」というイメージが刷り込まれてしまっているでしょう。
ですが健康面を考えた場合、中性脂肪が低いのも問題になります。

中性脂肪の低さに関しての危険を解説する前に、そもそもどれくらいの数値から問題になる数値といえるのでしょうか。
現在の中性脂肪の基準値は30~140の間とされています。
この基準値よりも中性脂肪が低すぎると、健康に対して問題が生じてきます。
とはいえ若干下回る程度であれば、そこまで問題ではありませんので心配する必要はありません。
逆にこの基準値以上の中性脂肪がある場合、生活習慣病の原因になるなどリスクに繋がる可能性があります。
その場合は中性脂肪を下げる必要があるので、食事の調整やサプリメントを活用し、基準値まで下げるように心がけましょう。

中性脂肪が低すぎることの弊害

では基準値よりも中性脂肪が低いと、どのような問題が起こるのでしょうか。
主な問題点について、2つにまとめてみました。

エネルギー不足

普段、悪者のように扱われる中性脂肪ですが、そもそもは余分なエネルギーを蓄積した身体の予備タンクのようなものです。
ですので中性脂肪が体内で不足してしまうと、筋肉や心臓を動かすエネルギーが足りなくなり、疲れやすくなってしまいます。

身体の機能保全の低下

寒い地域の動物が太っているように、中性脂肪には体温を保つ働きもあります。
これが失われることで、身体が寒さに弱くなり内蔵にも影響が出てきます。
また血管や内臓の強度にも関係するため、中性脂肪が不足する事これらが弱くなり、脆くなることもあります。

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中性脂肪が過度に低い原因

中性脂肪が低すぎる原因

上記のように中性脂肪は低くなり過ぎると、健康面で様々なデメリットがあります。
では、なぜ中性脂肪が低くなってしまうのでしょうか。
主な原因を下にまとめてみました。

過度のダイエット

まず健康だった人の中性脂肪が不足する理由としては、ダイエットのやり過ぎが考えられます。
痩せようと思って、食事量を減らし過ぎたり野菜ばかり食べるなど、バランスの取れていない食事が原因になります。
これが原因の場合、中性脂肪が低い事が原因で起こる問題だけでなく、筋力や免疫力の低下など他の問題も引き起こします。

病気が原因

ちゃんと食事を摂っているのに、それでも中性脂肪が低い場合、原因は病気かもしれません。
肝機能の病気を持っていたり、バセドウ病を患っていると中性脂肪が低くなる傾向にあります。
特にバセドウ病の場合は、甲状腺ホルモンの異常で代謝が高くなり過ぎてしまいます。
その結果、中性脂肪やコレステロール値が激減し、体重まで大きく減少してしまいます。
あまりにも中性脂肪が低い場合は一度、病院で検査をする事をおすすめします。

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まとめ

中性脂肪が低い場合の問題と原因について、いかがでしたでしょうか。
テレビや雑誌の影響で、どうしても中性脂肪というと、悪者のように聞こえてしまいます。
ですが本当は身体の機能を守っていたり、予備のエネルギーとして蓄えられているものです。

中性脂肪を目の敵にして、可能な限り減らそうとするのは、さすがにお勧めできません。
基準値に収まる範囲を目標に、健康的な中性脂肪の値を保つようにしてくださいね。

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