キャビテーションをやったことはありますか?
エステの施術として効果が高く、なかなか落ちない脂肪を分解することで、非常に人気を集めています。
今まで様々なダイエットを試したけれど、どうしてもお腹が痩せない・脂肪が落ちないといった人にも効果が見込めます。
脂肪が落ちにくいところに対して、グッと後押ししてくれるのがキャビテーションという施術なのですね。
実際にモニターを行った結果でも、3ヶ月間で大幅に体脂肪率を減らし、スッキリさせる事に成功しました。
このキャビテーションというのは、いったいどんな施術で、どんな効果があるのか。
また、どうすればキャビテーションの効果を、より高いものにすることができるのか。
キャビテーションで痩せるために必要な情報を詳しく調べてまとめてみました。
目次で拾い読みしますか?
ダイエットに活用したい!キャビテーションとは

非常に痩身効果が高い事で人気ですが、そもそもキャビテーションとは、いったいどんな施術なのでしょうか。
一言でキャビテーションを表すと「切らない脂肪吸引」とよく表現されます。
メスを使用せずに脂肪をなくせるので、痛みや傷痕・術後のダメージを気にする方から、特に人気を集めている施術です。
具体的な仕組みとしては超音波で脂肪細胞を壊し、体の外に排出しやすい状態を作っています。
基本的に痛みなどはほぼ無く、キャビテーションを当てられている箇所は、ポカポカと温かくなります。
脂肪が多い部分は温かい程度ですが、脂肪が薄く筋肉や骨に深く当たる場合は、むしろ熱いと感じることもありガマンが必要になります。
超音波を当てているためキャビテーションを受けている最中は、耳に音が響く事がありますが特に害はありません。
キャビテーションの効果

切らない脂肪吸引と言われるキャビテーションですが、具体的な効果としてはどんなものがあるのでしょうか。
詳細なキャビテーションの効果を知ることで「施術後に確かに痩せられる」というイメージを持って貰えればと思います。
そこでキャビテーションの効果について、代表的な3つをまとめてみました。
セルライトの解消効果
脂肪が塊になってしまい、なかなか落ちなくなったセルライト。
そんなセルライトも、キャビテーションを使うことで、キレイに痩せさせることができるのです。
キャビテーションでは、塊になったセルライトを超音波によって水分と脂肪を乳化させ、体外へ排出しやすい状態にしてくれます。
通常、ダイエットでメインになる有酸素運動や食事制限では、セルライトは無くせずいつまでもやせられない状態が続きます。
そんなセルライトを効果的になくせるキャビテーションは、長年痩せられなくて悩んでいた方にとっては、救世主と呼べる施術となるでしょう。
むくみ解消効果
ダイエットを阻害する、むくみ。
このむくみの解消にもキャビテーションが有効に働いてくれます。
むくみはずっと続いてしまうと、成長してセルライトになってしまいます。
そうなる前にむくみを解消することが、セルライト対策の第一歩です。
キャビテーションを行うことで、身体の血流が良くなり、今まで溜まっていたリンパが流れやすくなります。
そこに老廃物や水分などがちゃんと流れる事で、滞っていた流れが正常になり、むくみが解消されてスッキリした状態になります。
自分では中々解消できない、しつこいむくみにはキャビテーションを活用することで、スムーズな解消に繋がりますよ。
代謝を高めるダイエット効果
セルライトやむくみなど、ダイレクトな問題点を解決してくれるキャビテーション。
ですがそれだけでなく、代謝を向上する効果もあるため、より痩せやすくなるというダイエット上のメリットもあります。
キャビテーションで発する超音波は、脂肪の分解に作用するのと平行して、血流をよくしてくれる働きもあります。
その影響で代謝が高くなり、痩せやすい状態に身体がなっていきます。
基本的にはキャビテーションは、部分やせという側面が強いですが、代謝が高まる事で全身ダイエットにも高い効果が期待できます。
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キャビテーションの効果が出る回数や頻度・間隔

目標どおりの効果を出して痩せるには、どれくらいの回数と間隔・頻度で、キャビテーションを受ければ良いのでしょうか。
普通エステでの施術などでも、効果をしっかりと実感できるようになるには、2~3ヶ月はかかることが多いです。
ですがキャビテーションの場合は、なんと最初の1回めからウエストが縮んだ、などの効果を体感できます。
さらにキャビテーションの効果を実感したいのなら、週に1回の間隔・1ヶ月間4回の施術で、大幅に痩せる事が可能です。
回数の目安としては、8回前後くらいが推奨されますね。
体重で8kg以上、ウエストで8cm以上と普通にやっても中々痩せられないレベルで、キャビテーションは効果を発揮してくれるのです。
目標となる体型を手に入れるのであれば、週に1回の間隔で3ヶ月間通えば、だいぶ体型も変わってスラっとなるはずです。
キャビテーションの効果を高める

キャビテーションは、それだけでも効果が高く、効率的に部分やせをすることができます。
そんなキャビテーションの効果をさらに高め、より痩せやすくするテクニックがいくつかあります。
これらを行うことでキャビテーションの力を高め、本来得られる効果をパワーアップしてくれます。
そんなキャビテーションの効果を高める方法について、いくつかご紹介していきます。
キャビテーション施術前にやる事
キャビテーションを行う前に、他の施術を行っておくことで、その痩身効果をより高めることができます。
ポイントとしてあるのが「体温の上昇」です。
しっかりと身体を温めてから、キャビテーションを行っておくことで、通常以上の効果を発揮してくれます。
具体的なキャビテーション前に行うべき施術は、以下の3つです。
ラジオ波
ラジオ波は高周波の1種で、照射することでその部分を温める効果があります。
高周波の振動によって摩擦熱を発生させる、電子レンジと同じような仕組みです。
順番としてはキャビテーション前にラジオ波を照射します。
先にラジオ波で施術部分を温めておくことで、体温が3度前後上昇するのです。
このラジオ波を当てることで脂肪も柔らかくなるので、その状態でキャビテーションをすることで、脂肪を分解する効率が格段にアップします。
またラジオ波で身体を温めると代謝が向上し、痩せやすい状態になります。
この状態のときにキャビテーションを行うことで、より痩身効果を高める事ができます。
サーモシェイプ
サーモシェイプは簡単に言うと、ラジオ波のさらに強力版というイメージです。
これまで以上の高周波のラジオ波を使用し、脂肪を一気に燃焼させる施術です。
このサーモシェイプを利用すると、体温が41度にまで上昇します。
体温が高まればその分脂肪は燃えやすくなるので、使用した状態でキャビテーションを使うことで、より脂肪除去の力がアップするわけです。
ラジオ波以上の体温上昇効果があるサーモシェイプは、使うことで脂肪の液状化を一気に推し進めてくれます。
その状態でのキャビテーションをすることで、今まで燃えなかった脂肪を燃焼させられて、部分やせがかなり捗りますよ。
ゲルマ入浴
体温を高めてから行うキャビテーションは、通常時に比べてその効果が格段にアップします。
そこでやっておきたい施術としては、ゲルマ入浴があります。
有機ゲルマニウムを溶かしたお湯に腕や脚を浸け、しっかりと汗をかかせます。
これにより新陳代謝や体温を高め、循環の良い状態を作っておくのです。
そうするとキャビテーションの効果がアップし、通常以上の痩身効果が期待できるようになります。
特に身体の冷えに悩んでいる方には、ゲルマ入浴とキャビテーションの組み合わせは、非常に効果的なのでお勧めですよ。
キャビテーション施術後にやる事
キャビテーションは脂肪を分解し、排出しやすい状態にしてくれます。
ですが、それだけではまだ不十分です。
流れやすい状態にはなっていますが、そのままにしておくとまた固まってしまい、再び脂肪やセルライトに戻ってしまいます。
そんな状態からしっかりと脂肪をなくすために、キャビテーションと組み合わせるべき施術を以下の3つにまとめてご紹介します。
エンダモロジー
エンダモロジーとは聞き慣れませんが、ローラー付きの脂肪吸引機の事です。
強力な吸引力で贅肉を吸いながら、ローラーで潰して刺激を与えてくれます。
このエンダモロジーをキャビテーションと併用することで、脂肪の排出を促してくれます。
しかもエンダモロジー自体にも、脂肪の分解や代謝アップの効果があるので、組み合わせることで、より痩身効果が促進されます。
出力が強くて痛いと感じることもありますので、施術時にはパワーを調整してもらう事もあります。
マッサージ
キャビテーションの後にはマッサージ、特にリンパマッサージが脂肪を流すうえで効果的です。
キャビテーションによって柔らかくなり、流れやすくなった脂肪をリンパへ流し、そのまま体外へ排出させる効果が見込めます。
これをしっかりとやっておくことで、再び脂肪が固まる前に体外へ排出できるので、目に見えて痩身効果を感じることができます。
特に背中やお尻など、自分では届きづらいところもマッサージしてもらえるので、普段はできない場所も、しっかり流してもらえます。
EMS
EMSとは電気で筋肉を刺激して、強制的に収縮させるマシンのことです。
整骨院にある電気マシンのエステ版というとイメージしやすいかと思います。
EMSを使う主な目的としては筋力をアップし、基礎代謝を増やすことにあります。
電気信号によって強制的に筋肉を動かし、1秒間に何百回も収縮させるEMSは、文字通り腹筋の何百回分もの効果が見込めます。
キャビテーションとの組み合わせによって、脂肪を除去したあとの維持が簡単になり、スタイルを保ち続けやすくなります。
キャビテーションが痩せないは嘘?

よくキャビテーションの口コミなどを見ていると「キャビテーションは痩せない」「効果がない」といった投稿を見かけます。
ですが、その多くは取り組み方が間違っており、正しくキャビテーションを活用することができれば、痩せないということは基本的にはありません。
キャビテーションで痩せないという場合、多くはキャビテーションをやって満足してしまい、分解した脂肪の排出を行っていません。
そうすると分解した脂肪が体外へ出て行かず、時間とともに再び凝固してしまうので結局、施術前と変わらない体型になります。
こういった事を引き起こさないためにも、かならずマッサージなどをキャビテーションに組み合わせ、しっかりと脂肪を体外へ排出するようにしましょう。
キャビテーションで効果を出すためには、そういったアフターケアをしっかりやってくれる「分かっているエステ」を選ぶ必要があります。
コースの中にちゃんとマッサージなどが含まれているか、エステを選ぶ前にしっかりと確認しておいてください。
キャビテーションの副作用と注意点

基本的にキャビテーションをやったとしても、身体に害になるようなことは、ほぼありません。
しかし身体に起きる反応として、体調を一時的に変調させるものや、不快に感じる反応も起こることがあります。
そのため事前にキャビテーションについて、どんな反応が起こるのかを知っておき、自分の中で心の準備ができるようにしておきましょう。
具体的に起こるキャビテーションの副作用は以下の3つです。
骨伝導による音響
キャビテーションでは、高周波を施術部分に当て、その振動で温めを行って行きます。
この高周波の影響で、キャビテーションが肌に触れた瞬間、大きな耳鳴りを感じるようになります。
これは骨に振動が伝わり、耳にまで響いてくることが原因です。
音自体に身体への害はありませんし、この音が鳴っている事自体は、キャビテーションが上手くいっている証拠です。
キャビテーションを離せばすぐに音も止まるので、少しの間だけ我慢して施術を受けるようにしていきましょう。
肝臓への負担
キャビテーションを受けることで、当てた部分の脂肪が分解されます。
これを流していくと、一度肝臓へ集められ、そこから体外へと排出されていきます。
そのため大量の脂肪を分解して流していくと、一気に肝臓に集まってしまい、大きな負荷をかけることになります。
とはいえキャビテーションだけなら、健康被害が出るというほどにはなりません。
もし施術前に肝臓が弱っていたりするなら、調子が戻るまでキャビテーションは中止して、ゆっくりと休むようにしましょう。
また肝臓に負担がかかってしまうので、キャビテーションの前後では、お酒などは控えるようにしてください。
胃腸の不調
これは人によってですが、まれに胃腸の調子が悪くなる方がいます。
これは一時的なものですので、そんなに心配する必要はありません。
とはいえ負担はかかってしまうので、キャビテーションの前後1時間は食事をしないようにしましょう。
この影響が元になって、場合によっては下痢に繋がることもあります。
もし不調を感じたら体調が戻るまでは、キャビテーションを受けるのを一時中断して、様子をみるようにしてください。
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キャビテーションを使える部位

キャビテーションは部分やせの救世主とも言われ、お腹だけでなく色んな場所に使うことができます。
なかなか痩せることができない、身体の末端部分にも効果があるので、部分やせで困っているなら、使いたいところ。
ここではキャビテーションがどの部分に使えるのか、その傾向をお伝えしていきます。
お腹へのキャビテーション
まずキャビテーションの使い方として王道なのがお腹への使用です。
ダイエットしてもなかなか落ちない頑固な脂肪を、キャビテーションでやっつけます。
キャビテーションは施術部位に脂肪が多いほど、その効果を発揮してくれます。
そのため大量の脂肪が乗っているお腹は、最もキャビテーションのが効く部位とも言えます。
有酸素運動や食事制限など色々とやったけど、お腹の贅肉が落ちなかった。
そんな場合は、キャビテーションを試してみると、驚くほどスッキリしていきますよ。
おしりへのキャビテーション
頑固なセルライトがつきやすいお尻。
そんなおしり痩せには、セルライトに効果的なキャビテーションが、非常に有効な手段だといえます。
セルライト以外でもおしりは意識して鍛えにくいので、脂肪がついてしまいやすく、キャビテーション効果の需要は高いです。
またおしりへのキャビテーションは、上手に使うことでヒップアップ効果も期待できます。
より女性らしい身体を手に入れるという意味で、キャビテーションは上手に活用すべきですよ。
背中へのキャビテーション
意外と意識しない方が多いですが、背中の贅肉もちゃんと解消しないと、ボディラインが崩れスタイルが悪くなります。
とはいえ背中は中々意識的に鍛えづらく、自分では効果的に痩せるのが難しいです。
そこで活用したいのがキャビテーションです。
背中についてしまった余分な贅肉も、キャビテーションを活用することで、シュッとキレイな背中を作ることができます。
特に夏場で薄着をする場合や、結婚式やパーティーなどで背中を出す時期には、キレイな背中を作ることが必須です。
直前に焦る前に早めにキャビテーションを試しておきましょう。
脚へのキャビテーション
お尻と同様、セルライトが溜まりやすい太もも。
むくみが起きやすいふくらはぎなど、脚の各部位にもキャビテーションが効果的に働きます。
脚の中でも特に内ももについた贅肉は、鍛えにくい場所だけあって、なかなか落とす事ができません。
その点キャビテーションであれば、エステティシャンに当ててもらうだけなので、難しい場所でも簡単に脂肪除去ができます。
またキャビテーションは即効性も高いので、早く脚痩せしたいときにもオススメですよ。
二の腕へのキャビテーション
部分痩せが難しい場所として有名な、二の腕にもキャビテーションが効きます。
どうにか部分やせをしようと思っても二の腕の場合、下に筋肉がついてくるだけで、なくしたい脂肪は消えず残り続けてしまいます。
それもキャビテーションを活用することで、二の腕の脂肪も早急に除去することができます。
特に二の腕の場合、他の部位とは違い、乗っている脂肪量自体は多いものではありません。
そのため効果として実感できるまでも早く、キャビテーションの恩恵を受けやすい部位ともいえます。
顔へのキャビテーション
初めてだとちょっと怖い気もしますが、キャビテーションは顔にも使う事ができます。
顔はむくみやすい部位であり、脂肪もつきやすいので悩んでいる人も多いはず。
そんな顔にキャビテーションをすることで血流をよくして、むくみを解消し、脂肪を分解して痩せさせてくれます。
骨伝導での音が気になりやすい場所でもありますが、そこを我慢さえできれば、かなり効果的な顔痩せが期待できますよ。
まとめ
キャビテーションの効果や注意点など参考になりましたでしょうか。
上手に使うことさえできれば、短期間で効果もでやすいので、非常に有効なエステの施術だといえます。
特に大きな副作用などもありませんので、積極的に受けていくと良いでしょう。
ただし、必ず守るべき点として、キャビテーションの後には、かならず脂肪を流すようにしてください。
これをしないと脂肪が復活してしまい、全然効果が出ずに痩せられなかったという結果につながります。
アフターケアまで万全に行って、キャビテーションの効果を最大化して短期ダイエットを成功させましょう。