毎年、正月には実家に帰ってゆっくりする
という方も多いかと思います。
コタツに入りながらミカンを食べて
おせち料理にお雑煮、おしるこ。
考えただけでも幸せですよね。
ですが、この美味しいものが多い時期だからこそ
正月太りという問題が発生します。
この時期特有の正月太りは
いったいどのようなものなのでしょうか。
また、予防したり解消する方法はあるのでしょうか。
正月太りについて、まとめてみました。
この記事の目次
正月太りの原因
単純に考えられがちですが
正月太りの原因はひとつではありません。
大きく分けても、3つの原因が重なりあって
より太りやすくなっているのです。
この正月太りの原因について
ひとつずつご紹介します。
お正月の食べ物
まず正月太りの1番大きな原因としては
やはりお正月の食べ物があるでしょう。
冒頭にも触れましたが、お餅やおせち料理など
美味しい料理を短期間に沢山食べる時期です。
特にお餅などはカロリーも非常に高く
食べるときにも、きな粉や砂糖醤油など
糖質が多いもので味付けして食べることが多いです。
よくよく考えてみれば
お正月に食べる料理は、炭水化物が多いのです。
お餅は言わずもがなですが、甘酒もお米でできていますし
おせち料理の中の栗きんとんなど
正月太りを引き起こすには十分な炭水化物が含まれています。
これらの料理をお正月という1週間前後の短期間で
たくさん食べることが、正月太りの一因といえます。
運動不足
料理の他に、運動不足も
大きなお正月太りの原因といえます。
お正月は1月の上旬のため
1年の中でもかなり寒い時期です。
出来る限り外に出たくない寒さのために
大抵の場合、家にこもりがちでしょう。
普段の生活と比較しても
半分以下の運動量になることも珍しくないはず。
運動量が落ちるということは
当然、消費カロリーも減ってしまいます。
お正月料理で摂取カロリーは増えるのに
消費カロリーは運動量が減って落ちてします。
これでは、正月太りをしてしまうのも
ある意味当然といえるでしょう。
気温
お正月料理、運動不足と比べて
あまり意識することがありませんが
気温の低下も正月太りの原因です。
寒さによって、体温が低下してしまうと
身体は代謝を低くしてしまいます。
その結果、基礎代謝が下がってしまい
運動不足での代謝低下と併せて
消費カロリーが大幅に低下してしまうのです。
温かい部屋にずっとこもっていられるなら
体温の低下も防止できるでしょう。
ですが実際には、お風呂に入るまでの脱衣所や
お手洗いに行くために廊下にでるなど
どうしても、暖房の効かないところへ出るはずです。
こういった事の繰り返しは
着実に体温を奪っていき、代謝を下げていくのです。
正月太りを予防する方法
ここまで正月太りの原因を挙げていきましたが
一度、正月太りをしてしまうと
また痩せるのは大変です。
正月太りの特徴としては
短期間で、想像以上に太ってしまうことにありますからね。
出来る限り原因を潰して
正月太りを予防するのが一番です。
そこで、次は正月太りの予防方法についてご紹介します。
食べる量を気をつける
正月太りの中で最も気をつけたいのが
高カロリーな料理の食べ過ぎです。
その料理のほとんどは縁起物ですので
さすがに全く食べない、という訳にはいかないでしょう。
ですが、美味しいからと言って食べ過ぎてしまうと
一気に正月太りへ一直線です。
お餅は1個で我慢する、栗きんとんも一摘みだけ食べる
甘酒は口をつけるだけなど
ほんの少しだけ食べる意識を持ちましょう。
特におせち料理は、かまぼこやエビなど
海鮮系の食材が多く、炭水化物を少なめに抑えることができます。
甘いもの、お米系の食べ物はなるべく避けて
海鮮系やお豆の食べ物を中心に食べてください。
イベントを見つけて外に出る
1月で寒いのは分かりますが
やはり、外に出る機会が少ないと
正月太りはどんどん進行してきます。
引きこもりになりがちですが
よく考えてみると、お正月はイベントも沢山あります。
初売りや初詣、初日の出など
注目すべきイベントはたくさんあります。
また、住んでいる地域によっては
お正月をテーマにしたイベントをやっていたり
探してみれば、楽しいことは色々とあります。
目的が正月太りの予防だとしても
参加してみれば、案外面白かったりするものです。
「痩せるのが面倒な正月太りを予防したい」
と思っているのであれば
少し無理やりにでもイベントに行ってみると良いでしょう。
防寒対策を万全にする
正月太りに限りませんが
身体の冷えはダイエットの大敵です。
代謝が落ちて痩せにくくなり
身体は脂肪を溜め込もうとしてしまいます。
それを防ぐためにも
防寒対策をしっかりとやりましょう。
部屋の中では暖房をしっかりと着けて
身体がポカポカするくらいに設定してください。
トイレなどに行く時には、必ず何か羽織って
少しの時間でも、身体を冷やさないようにしましょう。
また、意外と重要なのが腹巻きと靴下です。
お腹と下半身を冷えから守ることで
面倒なところに脂肪が着くのを防ぎやすくなります。
特に外に出るときには、厚手の服を着るようにして
中には腹巻きやヒートテックなどをしっかりと着こみ
可能な限り身体を冷えから守りましょう。
正月太りの解消法
ここまでの対策をしておけば
正月太りはかなり抑えることができるはず。
ですが、やはり日常よりは太りやすい状況ですので
どうしてもある程度は太ってしまうでしょう。
そこで、お正月が終わったあと
正月太りをどう解消していけばいいのか。
その解消するための方法をご紹介します。
マッサージ
正月太りは純粋に太る事もありますが
そのうちの何割かは、むくみである場合があります。
寒さのためにずっと動かず、座りっぱなし。
また、下半身が冷えてしまうことで
リンパの流れが悪くなり
結果として、むくんでしまうのです。
このむくみを解消するために
リンパマッサージをやりましょう。
お腹や下半身を重点的に
しっかりとリンパを流すようにマッサージします。
簡単にお家でできるリンパマッサージのやり方は
こちらの記事にまとめていますので
ぜひ、参考にしてみてください。
骨盤矯正
お正月は、その寒さのために
座りっぱなしになる事が多いです。
そのため、上半身の重さで骨盤がゆがんでしまい
身体が痩せにくい状態になってしまいます。
この状態を解消し、本来の身体を取り戻すために
骨盤矯正を行い、歪みを矯正しましょう。
これは正月太りに限らず
元々、デスクワークなどで座りっぱなしが多い
という人には、ぜひともやってもらいたいです。
専用のグッズなどを使わなくても
3分間で手軽にできる骨盤スクワットなど
手軽にできる骨盤矯正もあります。
正月太りの解消に効果大ですので
運動不足の解消も兼ねて、試してみてください。
適度な食事制限
正月太りの原因としては、食べ過ぎの割合が大きいです。
そのため、正月太りの解消法としても
食事による方法が有効だといえます。
日本の風習的にも、七草粥など
消化の良いものをお正月のあとに食べる文化があります。
これに倣って、消化が良くカロリーが低いものを中心に
しばらく食事をするようにしてください。
また、同様の理由から
この時期に酵素ドリンクを使ったダイエットをするのも
効果が見込めてお勧めです。
お正月に食べ過ぎて貯めこんだ毒素を
プチ断食によってデトックスするのです。
短期間でのダイエット効果も見込めますし
身体の本来の調子を取り戻すためにも
かなり有効な方法ですよ。
中でも価格や味、配合された酵素数などの面から
ベルタ酵素がお勧めです。
こちらに紹介記事を載せていますので
一度、目を通してみてください。
長時間の入浴
お正月が終わっても、まだしばらくは寒い時期が続きます。
この時期に痩せようとするなら
体温を高めるのは必須です。
そのため、お風呂に入る際にはゆっくり浸かり
湯船の中でマッサージをするようにしましょう。
お風呂の中では、身体が温まって結構も良くなるので
リンパも流れやすくなり、マッサージ効果もアップします。
なるべく20分以上の入浴を心がけて
身体の芯まで温めるようにしましょう。
有酸素運動
正月太りの原因である運動不足を解消するには
有酸素運動が一番です。
一定時間、下半身を中心に身体を動かすことで
体中の血の巡りを促進して
痩せやすい状態を作り出せます。
もちろん、有酸素運動をするために外に出ると
冷たい外気にさらされることになります。
ですが、運動によって身体も温められるので
体温が上がってからは問題ありません。
注意としては、運動が終わった後
そのままにしておくと
汗を気温によって、休息に体温が下がってしまいます。
運動が終わったからと気を抜かずに
すぐに服を脱いで、そのままお風呂に入りましょう。
ついでにマッサージを行えば
正月太りの解消効果もアップですよ。
この記事に興味がある方には、こちらもオススメです。
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まとめ
正月太りの原因とその予防法
またその後の解消法について、いかがでしたでしょうか。
お正月は環境や文化の面で
どうしても太りやすい時期だといえます。
それをいかに食い止めて被害を最小限にし
太ってしまった分を解消するか。
これが正月太りの対策として重要なポイントです。
1年で最も気が緩みがちな時期ですが
スタートの時期とも言えます。
区切りとしても、お正月は良い時期ですので
正月太りを解消しつつ、今年こそは理想の体型を目指しましょう!