健康診断を受けたとき
中性脂肪は低いのにコレステロール値は高かった
という結果が出ることがあります。
実はこのケースは健康的に注意が必要で
気をつけなければいけない状態なのです。
中性脂肪が低くコレステロール値が高いというのは
なぜ注意が必要なのか。
今回はその危険性についてまとめてみました。
中性脂肪はそのままコレステロール値が上がる原因
一般的に、コレステロール値が上がる際には
一緒に中性脂肪も増える傾向にあります。
それはコレステロール値が上昇する理由の多くは
現代人の場合は、食べ過ぎや運動不足にあるからです。
脂っこい味付けの料理が多い日本人は
好き放題に食事をしていた場合
どんどん中性脂肪とコレステロール値があがってしまいます。
ですが、中性脂肪が平均値のまま
コレステロール値だけが上昇しているとなると
色々と気をつけなければいけません。
中性脂肪は贅肉であると同時に
身体を動かすエネルギーの予備として
いざという時のためにストックされたものです。
ですので、コレステロール値が高くなっているのに
中性脂肪の量は変わらないままだと
相対的に疲れやすくなってしまいます。
以下で、中性脂肪の値は変わらないのに
コレステロール値が上昇する原因について
主なものを2つ挙げています。
食事の偏り
まず主な原因としては
食事内容の偏りが原因の可能性があります。
コレステロール値を上げる原因になる
脂身の多い肉や卵、乳製品をたくさん食べている。
それなのに、野菜や海藻、豆類に魚類などは
あまり食べていないという場合が
このケースに当てはまります。
摂取エネルギー自体はそう多くないのに
コレステロール値を上げる要因が多いため
バランスが崩れてしまうのです。
ストレスや過労
また直接的な栄養の摂取以外にも
ストレスや過労によって
コレステロール値が上昇する事もあります。
ストレスが溜まってくると
身体の中で活性酸素が増えてきて
体内が酸性に寄ってしまいます。
それに対する防衛反応として
脂肪を肝臓や脂肪細胞から血液に流すため
コレステロール値が高くなってしまうのでうs。
この場合は食べ過ぎに関係ない反応ですので
中性脂肪の値は変化することはありません。
中性脂肪が低すぎる場合の危険
中性脂肪は贅肉の元として嫌われますが
少なすぎると、それもまた問題になります。
なぜなら、中性脂肪が少ない場合
身体の中に脂溶性ビタミン類が少ない
ということを意味します。
脂溶性ビタミンが体内で少なくなると
色んな体調不良に繋がってしまいます。
例えばめまいや偏頭痛など
中性脂肪が不足することで発生してしまうのです。
また血管も脂肪が不足すると脆くなってしまうため
動脈硬化や栄養欠乏によって
血管が破れてしまう危険もあります。
中性脂肪が多すぎると
スタイルを崩す贅肉になってしまいますが
不足すると体調不良の原因にもなります。
そのため、過度のダイエットで
中性脂肪を落とし過ぎるのは止めて
コレステロール値とのバランスを見るようにしましょう。
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まとめ
中性脂肪とコレステロール値の関係について
いかがでしたでしょうか。
中性脂肪というと
ついつい目の敵にしてしまい
何としてでも減らそうとしてしまいます。
ですが、中性脂肪を減らし過ぎてしまうと
逆に体調不良に繋がってしまい
最悪の場合、重度の病気になることも。
理想のスタイルを追い求めることは大切ですが
やり過ぎで身体を壊すのはいけません。
中性脂肪とコレステロール値のバランスを見て
一方的に中性脂肪が低すぎないか
調整しながらダイエットに取り組んでくださいね。