色々なダイエット方法が出てきては消えていっていますが
本当に痩せているのか、その効果の程が気になりますよね。
そこで今回は、無理をしない食事の気をつけ方だけで
毎月3kg前後の減量に成功した男性の体験談をまとめてみました。
この体験談を元にうまくいくダイエットの考え方や実践方法など
痩せるために必要な情報を学んでみてください。
案外、毎月3kg程度であれば、痩せるのはそう難しくないってことがわかりますよ。
この記事の目次
実践者のスペック
まず、実際にこのダイエット法を使って痩せたひとの情報をご紹介します。
見るとわかると思いますが、特に変わったところはなく
どこにでもいるような成人男性でした。
ですので、同じようにこのダイエット法を実践すれば
無理なく順調に体重を落としていけるかと思います。
■年齢:
20代半ば
■身長:
169cm
■体重:
63kg
■仕事:
デスクワーク中心
■運動:
ほとんどやらない
■通勤手段:
バスと電車
ダイエットを始めたきっかけ
彼がダイエットを始めたきっかけですが、社会人になってからの激太りのためだったようです。
今の会社に入社してから、1年で10kg近く太ってしまいました。
そこでマズいと思ってダイエットをしていたのですが
油物の美味しいお店が沢山あるところに異動になってしまいます。
当然、彼もその誘惑に耐え切れずに毎日大盛りで食べてしまい
ダイエットした分を取り戻し、さらにプラスで太ってしまい、いよいよ危機感を持った。
これが、大掛かりなダイエットを実践するきっかけになったのです。
今回のダイエットの考え方
このダイエット方法では、摂取カロリーと消費カロリの差で痩せるというところがポイントでした。
体の中の脂肪は、水分も込みで1g≒7kcalくらいです。
つまり基礎代謝が1500kcalほどの人の場合、何もご飯を食べなかった場合は
1500kcal-7kcalなので、214gの減量ができるということになります。
そう考えると214g×30日=6420gなので、1ヶ月間ご飯を全く食べなくても6kgの減量が限界になります。
これ以上痩せたいのであれば、運動などの他のダイエット法も組み合わせないと不可能ですね。
そう考えると、1ヶ月で5kg以上のダイエット計画を立てても難しいことになります。
そのため、今回のダイエットでは1日に脂肪を80g(560kcal)を落とすように実践していき
1ヶ月で2~3kgを減量することを目標にやっていきました。
毎日、食事に気をつけているだけで面白いように体重が落ちていきますので
一度はぜひ試してみてほしいです。
この理論はあのボクサーの亀田興毅が紹介していたものでもあります。
ボクサーの減量に沿った考え方でもあるので、信ぴょう性は高いでしょう。
あと、もちろん便などの関係で1kg程度の増減は普通にありえます。
短い期間で一喜一憂せずに、1ヶ月単位くらいで見てみてくださいね。
実践ポイント
自分の基礎代謝を把握する
今回のダイエット法で大切なのは、自分の基礎代謝を把握しておくこと。
この基礎代謝をもとに、1日どれくらいカロリーを消費するのかを計算していきます。
最初のうちは慣れないのでレコーディングダイエットの形式で進めていき
3~5日目くらいからは感覚で食事を減らしていけばOKですね。
もちろん、理想はキッチリと計測していくことですが
細かくやりすぎても続かなくなってしまうので、感覚を掴んだらざっくりやればOKです。
炭水化物に注意
ダイエットを効果的に進めたいなら炭水化物を減らすべき。
この考え方は賛否両論ありますが、この方の場合は効果があったよう。
もちろん、完全に炭水化物を絶ってしまうのは身体にも悪影響なので
あくまでも炭水化物の量を減らす程度に留めて置く必要があります。
大盛りは食べない
当然のことですが、ダイエットをやっているのですから
ご飯を大盛りで食べるのはやめるべきでしょうね。
そもそもが太ってしまった原因に、脂っこいモノを食べ過ぎたという事があるので
大盛りはやめて、普通の量までに留めることに徹底しています。
特に大盛りということは、炭水化物を大量に摂取することに繋がるので
このご飯を大盛りで食べるのはストップしないといけませんね。
食事を食べる順番
この食べる順については、よく言われていますが
ご飯を食べる時には「野菜⇒ 肉⇒ 炭水化物」という順番を徹底しました。
最初に野菜を食べて食物繊維を吸収させることで
腹持ちを良くし、脂肪の吸収を緩やかにすることができます。
特に野菜を重視して食べるようにしてから、体重がトントン拍子で落ちていきましたよ。
肉も太る原因と思われがちですが
脂肪を燃やすためには肉の油やカルニチンなどの成分が必要になります。
なので偏った食事をせずに、
ご飯:肉:油=2:1:1
というバランスで食べるように気をつけてみてください。
間食にはナッツ
3食のタイミング以外でも、小腹が減ってしまうことがありました。
そういう時には、アーモンドをちまちま食べるようにしていたようです。
アーモンドは腹持ちが良いと言われますし、不飽和脂肪酸の効果でダイエットにも良いです。
ナッツダイエットというものがあるように、食べ過ぎなければ痩せるためにも効果があるので
小瓶にナッツを入れて、部屋や職場に置いておくと良いでしょう。
もちろん、食べ過ぎにはくれぐれも注意ですよ。
気休め程度に運動
ダイエットでは重要だと思われている運動ですが
彼の場合は、ほんの気休め程度にしかやりませんでした。
考え方としては、運動で消費できるカロリーなんてたかが知れているからとのこと。
実際、ウォーキングを2時間やったり、ジョギングを30分ほどやったところで
消費するカロリーはケーキ1個分ほどのものです。
これだけ運動をしても少ししかカロリーを消費できないのですから
効率を考えれば、摂取カロリーを抑える方に注力したほうが良いと考えたわけですね。
もちろん、筋力をつければ基礎代謝を高くすることができますが
あくまでも「痩せる」という点で考えれば、食事でカロリーをコントロールする必要があるわけです。
そんなわけで、運動についてはたまに気が向いたときにしかやらなかったようです。
実践した結果
ここまでのポイントに注意してダイエットを実践してきた結果
3ヶ月間で63kgから55kgまで、8kgも減量に成功しました。
さすがにこれだけ体重が落ちれば体型も変わってくるので
いままでキツキツだったスーツを楽に着ることができるようになったほどです。
毎月3kgとなると、結構減量しているように感じられますが
1ヶ月で5kg以上も痩せるような無理なダイエットというわけではありません。
しっかりとダイエットをを成功させたいのであれば
これくらいの小さい減量を積み重ねて痩せるようにすべきだと感じました。
この記事に興味がある方には、こちらもオススメです。
[blogcard url="https://diet-de-yasetai.jp/howto/low-carbo"]危険は無いの?低糖質ダイエットの正しいやり方と注意点[/blogcard]
[blogcard url="https://diet-de-yasetai.jp/nayami/kisotaisha"]寝ていても痩せれる!友達にも教えたい基礎代謝の上げ方7つ[/blogcard]
まとめ
毎月、3kg前後ずつ痩せるためのダイエット法はいかがしましょうか。
実際にこの方法を使って痩せた人の話なので、体型や年齢が近い方の場合は
実践してみて損は無いのではないでしょうか。
一見、単純に聞こえるダイエット法だったかもしれませんが
これくらいシンプルな方が、間違いもなく痩せやすいのかもしれません。
一度このダイエット法を実践してみて、それでもダメだった場合に
他のダイエット法を試してみるくらいの方が良いかもしれませんね。