健康意識の高い欧米において
最近、流行っている食事法があります。
その食事法とは「グルテンフリー」というもので
アメリカを中心に、ブームになっています。
ハリウッドセレブやスポーツ選手に政治家など
健康に対して意識の高い人から注目を集めている
このグルテンフリーとは、一体何なのでしょうか。
グルテンフリーの効果などについて
こちらでまとめてみました。
グルテンフリーとは
あまり聞き慣れない言葉ですが
グルテンフリーとは、いったい何なのでしょうか。
意味としては、言葉通りのもので
「グルテンを使わない」という食事法です。
グルテンというのは、たんぱく質の一種です。
成分としての働きは
加えた食べ物に弾力や粘り気、コシや膨らみなど
食感を調整するのに使われます。
一見、メリットがありそうなグルテンですが
体内に摂取することで、
様々な悪い影響を及ぼす事があります。
そのため、グルテンを含まないものを食べる
という、「グルテンフリー」が注目を集めているのです。
グルテンフリーの効果
普段、気にしていなかった食事を
グルテンフリーの食品に変えるだけで
色んな効果があります。
多くはグルテンを摂取していたことによって
身体に起こる病気などを予防し
健康的な状態を保ち続ける事ができます。
またダイエットなど
美容に対しても、グルテンフリーは効果があり
特にセレブなどから注目されています。
病気の予防
グルテンフリーが最も注目を集めている理由は
食事から摂取していたグルテンを排除することによって
病気や不具合を避け、健康になれるということです。
具体的には、グルテンを摂取していたことによって
以下の様な体調不良を起こす可能性があります。
- 小腸の炎症
- 栄養の吸収ができなくなるセリアック病
- アレルギーの予防
グルテンフリーは最初、
セリアック病を改善するために考案されました。
もちろん、改善効果があったのですが
健康な人がグルテンフリーを試したところ
普段以上に体調が良くなった、という声が挙がってきました。
そのため、病気の予防だけでなく
体調を良くする目的でも
グルテンフリーは活用されているのです。
ダイエット効果
グルテンの効果のひとつに
食欲増進作用があります。
実はグルテンの中に含まれている
「グリジアン」という成分が
脳内で食欲を引き出す効果があるのです。
そのため、グルテンフリーの食事をすることで
グリジアンの摂取がなくなり
増していた食欲を抑えることができるのです。
また、グルテンが含まれる食品には
同時にアミロペクチンAという
血糖値を上げる成分が含まれる事が多いです。
そのため、食べることで血糖値の急上昇を引き起こし
インスリンの分泌を誘発して
脂肪を溜め込みやすい状態を作り出してしまうのです。
そのため、グルテンフリーを心がけておけば
二重の意味で、太る事を抑制し
ダイエット効果を期待できるのです。
グルテンが多い食品
グルテンフリーを心がけるためには
以下の様な食品を避ける必要があります。
- パン
- ベーグル
- パスタ
- うどん
- ラーメン
- 焼きそば
- マカロニ
- 小麦粉
- パン粉
- ピザ
- 揚げ物
- 洋菓子
- カレーやシチューのルー
普段、主食として食べてるものが多いため
グルテンフリーを行うためには
かなり気をつける必要があります。
炭水化物ダイエットと被るところもありますが
グルテンフリーの方が、食べられるものが多いです。
今までの食事内容を見直して
食事の内容がグルテンフリーか、確認して食べてください。
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まとめ
グルテンフリーについて
いかがでしたでしょうか。
健康だけでなく、ダイエット効果もあり
モデルやスポーツ選手など
体型や体調に敏感な人に人気があります。
いきなり、完全なグルテンフリーをやるのは
食事の落差が激しく
ストレスが溜まりやすくなるでしょう。
少しずつ、グルテンを含んだものを避けるようにして
徐々にグルテンフリーを目指してください。