ダイエットですぐ痩せられる人と、なかなか痩せられない人がいると思います。
その違いは何だろうかと調査した結果、「脳」にあることが分かりました。
実は脳には「痩せやすい脳」と「痩せにくい脳」があったのです。
その脳の違いや、痩せやすい脳になるための6つのポイントをご紹介します。
この記事の目次
「痩せる脳」と「太りやすい脳」の関係
脳のタイプは「痩せる脳」と「太りやすい脳」に分けることができます。
これを言い換えると、「ストレスを感じている脳」と「ストレスを感じていない脳」ということなのです。
ムダなくダイエットを成功させたいのであれば、この痩せる脳、つまり「ストレスを感じていない脳」に変える必要があります。
痩せる脳の秘訣は「セロトニン」
痩せる脳に変えるためには、普段抱えているストレスを無くしてあげる必要があります。
そのために大きな効果を発揮してくれるのが「セロトニン」というホルモンなのです。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われていて、ストレスや興奮などの落ち着かない状態を沈め、リラックスさせてくれる効果があります。
このホルモンは身体や精神がリラックスしているときに分泌されるので、セロトニンをいかに引き出すのかが、痩せる脳に変化させるポイントなのです。
セロトニンを増やせばダイエット効率化できる
ストレスを感じていると、ついついドカ食いをして太ることってありますよね。
これをセロトニンを分泌させることで、気持ちを落ち着かせて食べ過ぎを防ぐことができます。
またセロトニンは満腹中枢を敏感にさせる効果もあるので、いつもより少ない食事でも満足できるようになるのです。
食べ過ぎを防ぎ、少ない食事で満腹になるので、無理な食事制限をする必要もなくなり、ストレスなく痩せられるようになりますよ。
セロトニンの減少はダイエットの効率低下へ
逆にセロトニンの分泌が減少してしまうと、ダイエットを成功させることが難しくなってしまいます。
いくら食べても満足できなくなり、必要以上に食事を食べてしまいますし、満足できないからストレスが増えるという悪循環に陥ります。
イライラしているときに体型が崩れてしまいがちなのは、このセロトニンの減少が原因かもしれません。
最近ストレスを感じがちだという人は、もしかしたらセロトニンが減少してしまっているかもしれませんよ。
セロトニンを分泌させる6の方法
1.適度な運動をする
痩せる脳を作るためにセロトニンを分泌させるには、運動が手っ取り早いです。
とくにランニングやウォーキングなどの一定のリズムでの刺激は、セロトニンの分泌を増やすことが分かっています。
効果としては開始から15分ほどでベータエンドルフィンが分泌されて、その後でセロトニンが分泌されるようになっています。
ですので、最低でも20分~30分はウォーキングやランニングを続けてください。
ウォーキングダイエットのやり方やランニングダイエットのやり方については、こちらに詳しい記事を用意しています。
参考にしながら、実践してみてください。
2.食事で促す
セロトニンの分泌は食事でも増やす事ができます。
ある特定の食材を食べていけば、脳内でセロトニンの分泌を促進させて、痩せる脳に変えていけます。
そのセロトニンの分泌を増加させるためには、トリプトファンが多く含まれている食事を食べると良いと言われています。
具体的には、肉類や牛乳・チーズといった乳製品に大豆、赤身の魚などです。
とくに大豆や鶏肉は高タンパク低カロリーでダイエットに向いた食材なので、トリプトファンの摂取と併せて、ダイエットのために食べると良いでしょう。
3.首のストレッチをする
首のストレッチを行っても、脳に刺激を送ることができて、セロトニンの分泌を促進させることができます。
もともと、首には色んなツボが集中しているので、ストレッチを行うことで刺激することができるというわけです。
具体的なストレッチ方法としては、首を左右どちらかに倒して、その上から手で押してより深く倒します。
その状態で10秒間押さえつけたら、また逆方向に首を倒して同じストレッチをしてください。
4.スキンシップをとる
人間の不思議なところでもありますが、スキンシップを取ることで、セロトニンの分泌を促進する事もできます。
家族や恋人、ペットなどとスキンシップを取ると、脳が幸せな気持ちを感じて、セロトニンを分泌し始めるのですね。
これは科学的にも証明されており、例えば泣き止まない赤ちゃんを抱っこしてあげると、セロトニンが分泌されてリラックスして泣き止むのもその一つです。
5.日光を浴びる
朝に日光の光を身体に浴びることで、セロトニンを活性化させることもできます。
セロトニンは睡眠中には分泌されないので、日光を浴びることで身体を覚醒させ、セロトニンの分泌をさせるのです。
部屋や屋内にこもりがちな方は、なるべくカーテンを明けるなどをして、積極的に日光を浴びるようにしましょう。
6.腸を温める
内蔵、とくに腸が冷えてしまっているとセロトニンの分泌がうまく行われません。
逆に腸が温まると、腸が脳へ「セロトニンを分泌してくれ」と伝達し、セロトニンの分泌を促進する働きをします。
女性には冷え性の方も多いですので、その対策も兼ねて温かい飲み物や食事を中心にする、お風呂にゆっくり浸かるなどの方法で、普段から身体を温めておくと良いでしょう。
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まとめ
痩せやすい脳に変えるための6つの方法はいかがでしょうか。
すべてのカギは「セロトニン」というホルモンをいかに分泌させるかです。
そのためにはリラックスできる状態を作り出し、脳をストレスから遠ざけて下さい。
無理なダイエットはストレスを溜めてしまい、逆に太る脳に変えてしまいますので、リラックスを意識してくださいね。